設備管理の専門知見を活かし、
「思いやりあふれる施設」をつくりたい
サンリオピューロランド施設管理部 設備管理課
M・N(2017年 キャリア入社)
安心安全なパーク運営を支え、お客様の笑顔を守る。
―入社を決めた理由は何ですか?
前職では、百貨店における設備の保守管理を担当していました。電気設備に関する業務が多かったのですが、経験を積み重ねるなかで、電気だけでなく空調や給排水設備など、建物全体のインフラに幅広く携わりたいという気持ちが高まっていました。
そんな時に見つけたのが、ピューロランド内の設備管理職の求人です。テーマパークは、訪れた人が笑顔になれる場所。その場所を、これまで自分が培ってきた知見を活かして守ることができる点に大きなやりがいを感じ、入社を決めました。
―現在のお仕事について教えてください。
設備管理課に所属し、ピューロランド内全域の電気・空調・給排水・消防設備の保守管理、修繕を担当しています。なかでも私の関わる中央監視装置は、すべての設備の稼働状態を把握する、いわば「ピューロランドの根幹」のような存在です。ひとつでも設備が停止すると運営に支障をきたすため責任の大きい仕事ではありますが、安心安全な運営を支えられていることに誇りを感じています。
また、長年稼働し続けてきた空調や電気設備の更新計画を考え、実行することも私の仕事です。設備更新は各部署、協力会社と調整を重ね、緻密な工事スケジュールを立てることが求められます。
使う人に寄り添う心が、よりよいパーク運営につながる。
―やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
自分が関わった設備の更新や修繕に対し、周りのメンバーや上司から「使いやすくなった」「ありがとう」と声をかけてもらえた時は、何よりやりがいを感じます。
サンリオエンターテイメントで働く従業員は、思いやりのある人ばかりです。だからこそ私も、ただ設備を更新・修繕するのでなく、使う人の立場に立ち、思いやりをもって対応することを大切にしています。たとえば、複数の場所に点在していた照明スイッチを1か所に集約したり、古い空調設備を設定温度がひと目でわかる機器へと更新したり……。「ここを直せばいい」で終わらせず、利用者の困りごとに徹底的に耳を傾け、使いやすさまでをも考える。そうした思いやりのある仕事が、最終的にパークに訪れるお客様の笑顔にもつながっていくと思っています。
―自身の成長を感じたエピソードを教えてください。
以前、各設備の状況をモニターで確認することができる中央監視装置の仕様変更に携わったことがありました。警報が出た際のわかりやすさ、パークの営業時間に合わせた空調スケジュールの設定のしやすさなど、自分たちが利用しやすい仕様を自身が中心となって考え、部署のメンバーに提案しました。
提案する際に心がけていたのは、綿密なコミュニケーションです。シフト制で働いていることから、部署のメンバー全員が揃う機会はなかなかありません。そのため、メールを駆使して意見収集やアンケートを実施。写真や図解を入れ込みながら、メールでも変更点をわかりやすく伝えようと工夫しました。相談を重ねて仕様を変更した結果、メンバーから「仕事がしやすくなった」とフィードバックをもらえた時は、達成感も大きかったです。思いやりの心をもち、周りを巻き込みながら仕事を進める大切さを実感することができました。
お客様や働くスタッフ、そして地球にも優しい施設をつくる。
―「サンリオらしさ」「ピューロランドらしさ」を感じる瞬間はありますか?
社員同士の「対話」を大切にしているところです。普段のコミュニケーションも活発ですが、企業ならではの文化として、年に1回全社員が参加する「対話フェス」というイベントがあります。「対話フェス」は、「もし館長になったら何をしたいか」「最近のマイブーム」など、様々なトークテーマで、多くの社員と対話をするというイベントです。
コスチュームデザインの担当者や、接客部門で働くスタッフなど、部署の垣根を越えて対話をするので、刺激を受けることも多くあります。自分にはない視点やスキルをもった人の話を聞くことで、「こういう設備が必要なんだ」と気づくこともできます。
―今後、この会社でどんな「新しい価値」をつくっていきたいですか?
ピューロランドに関わるすべての人にとって「思いやりがある施設」をつくりたいと思っています。バリアフリー設備の充実など、お客様が過ごしやすい環境を整えることはもちろんですが、従業員にとっても気持ちよく働ける環境を提供していきたいです。
そして、その思いやりの心を、地球環境にも広げていきたいと思っています。たとえば、今私が考えているのが、施設のリニューアル工事で生じた廃材の再利用です。ケーブルの銅素材や取り替えた古い配管など、様々な廃材を捨てるのではなく、次に活かす仕組みをつくっていきたいと考えています。すべての人、そして地球にも思いやりのある施設を目指し、設備管理という立場から挑戦を続けていきます。
※本記事は2026年3月時点の内容です。