空間デザインの力を礎に、
ピューロランドの価値を高めたい

企画制作部 コンテンツデザイン課
R・S(2019年 キャリア入社)

幅広いデザインに携わる夢を、ピューロランドで叶える。

―入社を決めた理由は何ですか?

前職は、アパレル製造小売業にて九州店舗の運営に携わっていました。震災に遭った店舗の手伝いをしたことをきっかけに、「もっと、私にできることは何だろう?」と改めて考えるようになったんです。この時に装飾やものづくりが好きで得意だったことを思い出し、空間デザインのスクールで勉強し直そうと決意しました。

空間デザインを学んだ後の進路は、商業施設や住宅、ファッションなど様々な分野が考えられました。幅広いデザインに興味があったため悩んでいたところ、当社の代表取締役社長の小巻が出演するテレビ番組を見かけました。話を聞くうちに、「テーマパークだったらカフェやショップなど、様々な分野の空間に携われるのでは」と夢がふくらみました。

さらに、就職フェアで感じた人事担当者のやさしさも入社の決め手になりました。「経験が浅くても、入社後に活躍できる」という話を聞き、応募に至りました。

―現在のお仕事について教えてください。

ピューロランド館内の空間デザインや装飾デザインを担当しています。アトラクション「シナモロールの小さな大冒険」や「My Melody & Kuromi Shop」の内装、シーズンごとに行われるイベントのコンテンツのデザインやキャラクターのアニバーサリーをお祝いするイベントのキービジュアルなど、幅広い領域を任されています。

デザイン業務は、企画制作部のメンバーと協力し合って進めています。デザインのアイデアを出し合ったり、どのような場所でデザインを展開するかを考えたり、プロデューサーと詳細を詰めたりしながら仕上げていきます。
基本的にひとつのプロジェクトにつき、ひとりがデザインを担当しますが、チームミーティングで課題を共有することも。自分と異なる視点からアイデアをもらうことも多く、デザイン案を進化させる機会として活用しています。印象に残っているのは、2023年の春のスペシャルイベント「Flower Puroland」です。これは、私が初めてキービジュアルから担当したイベントでした。構想段階からプロデューサーとアイデアを出し合い、キャラクターたちの衣装も含めて提案し、大きな手ごたえを感じました。

お客様の喜びのため、PDCAや客観的な視点も大切に。

―やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

制作にあたる際は、常に新しいことに挑戦するようにしています。期間限定のスペシャルイベント「カラフルピューロランド」では、キャラクターたちがそれぞれの部屋で思い思いに好きなことをしている様子を1枚のキービジュアルで表現しました。さらに、エンターテイメントホールにキャラクターごとのお部屋をフォトスポットとして展開する大規模な装飾を考案。他の方が映りこまない写真を撮れるよう、空間レイアウトや壁面幅の調整など、フォトスポット全体に工夫を施しました。

自分が手がけた空間で、お客様が喜んでいる姿を目にした時は嬉しく思います。イベントの初日や、変化が見られそうな中日には必ず館内を訪れるようにしていますが、日を追うごとにお客様が増える様子を見ると、たくさんの方に楽しい時間を提供できた喜びを感じます。

―仕事をするうえで工夫していることを教えてください。

自分が考えたデザイン案をプレゼンする際は、エビデンスとなるデータを付けるように配慮しています。毎回制作するキービジュアルは、様々な方にプレゼンテーションしますが、全員がデザインに詳しいわけではありません。そのため、感覚的な説明に終始せず、SNSや新聞などで情報を収集。その結果をデザインの根拠として示し、誰もが判断しやすい説明を心がけています。納得のいく説明ができれば案を受け入れられる文化があるため、これからも自信をもって提案したいと思っています。

また、しっかりとした意見をもちながらも、プロデューサーや他の担当者の意見も聞きつつ進行することを大事にしています。チームワークを大切にしながら、デザイナーとしての立場から考えられるアイデアや、館内におけるお客様の様子を見て感じたことは発言するようにしています。

多彩なメンバーとともに、お客様を楽しませ続けたい。

―「サンリオらしさ」「ピューロランドらしさ」を感じる瞬間はありますか?

多様な役割と知見を持ったメンバーがいることを実感します。お客様がもっとキャラクターたちとふれあえるようにとつくられた「キャラグリレジデンス」の立ち上げに参加した際は、約10の部署に所属する社員が集合し、様々な意見を出し合いながら新しい施設をつくり上げました。

そこでは、今まで自分が気づかなかった物の見方を学びました。たとえば、アトラクション担当者はお客様目線や案内サインを重視してアドバイスをくれました。様々な意見に配慮しながら空間をデザインする機会を得て勉強になりましたし、テーマパークで働いている実感もわきました。

―今後、この会社でどんな「新しい価値」をつくっていきたいですか?

現在、ピューロランドではファミリーはもちろん、Z世代や海外からの観光客の方など、多様なお客様が来場されています。今後も様々なお客様のニーズにお応えするために、私自身も考え方やデザインをアップデートしていく必要があります。

個人的には、館内で長く使われている場所に新たな装飾を施し、まったく新しい空間として蘇らせるような仕事に挑戦したいです。そして、デザイン担当として装飾のアイデアでお客様に喜んでもらえると嬉しいです。

※本記事は2026年3月時点の内容です。