2026/5/12
ピューロランド

CHALLENGE PURO|子どもの「やってみたい!」を起点とする、新しいかたちのお仕事アトラクション

「CHALLENGE PURO」

ピューロランドのなかにある“お仕事のアトリエ”をモチーフとした、ワークショップ型のアトラクション。「パティシエ体験」「衣装デザイナー体験」「キャラクターデザイナー体験」を通して、子どもたちが様々な夢に挑戦し、創造力や表現力を育む機会をお届けします。
※3~15歳が対象のアトラクションです。

子どもの「やってみたい」という気持ちを起点に成長や自己肯定感を生み出す、これまでにないアトラクション「CHALLENGE PURO」。
立ち上げに関わった社員は、どのような想いで企画・運営を行ってきたのでしょうか。
その探究活動を、プロデューサー、コスチューム担当、アトラクション運営担当の3人が語り合います。

Profile

企画制作部 プロデュース課
がなみP
担当:本アトラクションの立ち上げから制作、実施に至るまでの責任者
ピューロランドの好きなスポット:フェアリーランドシアター横のお手洗いの装飾!
サンリオピューロランドショー運営部 コスチューム課
ふじもん
担当:体験する子どもたちおよびアトラクションスタッフのコスチュームの企画、製造、管理
CHALLENGE PUROで体験したいのは?:衣装デザイナー体験。服飾デザインの勉強をしていたためです!
サンリオピューロランドパーク運営部 アトラクション課
すいミン
担当:アトラクション運営、アトラクションスタッフの教育管理
仕事のやりがい:たくさんの従業員を日々サポートしているので、皆さんの成長を見られた時や楽しそうにお仕事をしている姿を見た時には本当にうれしくなります!

幼児時代のサンリオの原体験を提供したい。

なぜ、「子どもの成長のための施設」を?

がなみP(プロデュース):「CHALLENGE PURO」は、ピューロランドならではのクリエイティブな体験を通じて、子どもたちが様々な夢に挑戦するアトラクションです。アイデアの前身は、2022年から毎年夏に開催していた「Sanrio Puroland SUMMER SCHOOL」にありますよね。

ふじもん(コスチューム):そうですね。「SUMMER SCHOOL」は、小学3~6年生を対象にお絵かき教室やダンス、仕事体験などを楽しんでいただく期間限定の企画でした。私もコスチューム担当として、「ピューロランドの制服をデザインしてみよう!」というテーマで、子どもたちと充実した時間を過ごしました。

がなみP(プロデュース):ファミリー層向けのコンテンツ開発は、かねてから社内でも重要視されていた課題のひとつでした。そこで、館内の改修予定地であったエリアを活用して、「この場所で、『SUMMER SCHOOL』を常設のアトラクションとして再構築しよう」ということになったんですよね。
ピューロランドはもともと、英語で遊ぶ体験型アトラクション「BUDDYEDDY WONDERFUL CLUB」など、エデュケーションとエンターテイメントを掛け合わせた「エデュテイメント」の領域にも力を入れています。さらに一歩踏み込んで、小さな子どもが楽しめる新しいかたちの「成長意欲を育む体験の場」を提供したい! そう考えて、この企画はスタートしました。

大好きなキャラクターと一緒に、様々な夢に挑戦!

がなみP(プロデュース):プロデューサーとして大事にしたのは、子どもたちの「やってみたい!」「やってみよう!」という気持ちを後押しするアトラクションであること。また、大人になったときに、「CHALLENGE PURO」での体験をかけがえのない記憶として思い出していただけるような、幼少期の「サンリオの原体験」を提供したいという想いもありました。

すいミン(アトラクション):アトラクション担当としては特に、キャラクターやスタッフに囲まれながら安心して、温かい気持ちで職業体験ができることを念頭に置いて企画しました。参加する子どもたちは、初めてのチャレンジにとても緊張しているはずなんですよね。だから、すべての子どもたちが、自分自身の力だけで成し遂げられる体験を提供することが大事だと考えたんです。

ふじもん(コスチューム):コスチューム担当としては、「子どもの多様な可能性を引き出したい」という想いを込めて、ポケットの多い衣装をデザインしました。また、「みんなもパークで働くスタッフの一員だと感じてもらいたい」という想いから、アトラクションスタッフのコスチュームと、同じ生地やモチーフを使ってチーム感をもたせています。

体験によって異なるコスチュームデザイン

子どもたちの夢×正解のないゴールへの探究。

ピューロランドならではの体験価値とは?

がなみP(プロデュース):子どもたち一人ひとりのチャレンジをより印象深いものにするために、体験の過程や結果について成功・失敗の線引きをしないことも、「CHALLENGE PURO」の大きな特徴ですね。体験のゴールが「綺麗に色が塗れた」などではなく、チャレンジそのものを楽しみ、わくわくすることですから!

すいミン(アトラクション):そうですね。対象年齢が3~15歳と幅が広いのですが、年齢を気にしないで自由な発想を広げられる場を提供したいと考えました。そのために、スタッフごとにオペレーションの差が出ないようにすることを心がけています。

ふじもん(コスチューム):また、自分ひとりでコスチュームを着ることも、子どもたちにとっては大切な成功体験のひとつ。ですから、ピューロランドならではのかわいらしさを表現しながらも、着やすさと動きやすさを重視したデザインを考案しました。たとえばボタンであれば、ホールにボタンを通す仕様ではなく、簡単にパチンと留められるスナップボタンを採用。そのほかにも、身に着けるだけでクリエイター気分に浸れる帽子やメガネなどの小物も準備するなどの工夫をしました。

特別な思い出にするために!こだわりの演出をご紹介

すいミン(アトラクション):子どもたちの体験は、コスチュームを全員が着たところで、いざ体験本番へ。「行ってきます!」というスタッフのセリフとともに、チャレンジが始まります。
体験のポイントは、「自分で何かを選ぶ作業」がとても多いことです。たとえば、パティシエ体験では、「キャラクターのピックを選ぶ」「好きなようにデコレーションする」。衣装デザイナー体験なら、「衣装の形を選ぶ」「好きな色のペンで模様を描く」。キャラクターデザイン体験なら、「キャラクターのパーツを好きなように組み合わせる」。

がなみP(プロデュース):作品が完成したら、ピューロランドならではの演出を用意しているのもポイントですよね。たとえば、パフェが完成したら、「おいしくな~れ!」の魔法を子どもたちと一緒に唱えるんです。すると、プロジェクションマッピングによるキャラクターがテーブルに登場し、パフェにキラキラ輝くスターダストを振りかけてくれるんですよ! そしてその後、全員でお互いの作品を披露しながら「かわいいね!」と褒め合います。

すいミン(アトラクション):同じように、衣装デザイナー体験では自分がデザインした衣装をキャラクターが褒めてくれたり、キャラクターデザイナー体験では自分が作ったキャラクターが画面上でパレードしてくれたり……。「CHALLENGE PURO」の世界では、上手に作ることよりも、「みんな違っていて、みんないいね」と感じてもらうことが大事なんです。

ふじもん(コスチューム):そうですね。コスチュームも、おしゃれに着こなすことが大事なわけではなくて。たとえば、帽子のかぶり方ひとつ取っても、全部が正解なんです。真っすぐ深くかぶっても、斜めにかぶってもOKだし、シルエットの膨らませ方も自由でいい。それぞれが自分らしくいることを心地よく思えたら――。そう願いながらデザインしました。

がなみP(プロデュース):職業体験をした後は、ご家族一緒になって素敵な思い出をつくってほしいとも考えています。たとえば、パフェはみんなで一緒に食べていただけますし、世界にひとつだけの衣装を着たハローキティのぬいぐるみや、オリジナルキャラクターが印刷されたカードは、記念にお持ち帰りすることができます。

すいミン(アトラクション):ぬいぐるみはストラップも一緒にお渡しするので、ポシェットのように身に着けてパーク内を連れて歩くこともできるんです。こういったお子さんを見かけるととても愛らしく感じますし、年月が経ってもずっと特別な思い出として大切にしていただけたらとてもうれしいですね。

キャラクターデザイナー体験

衣装デザイナー体験

体験後も温かい気持ちに。いつまでも解けない魔法を!

来場者の反応と実施後に気づいたことは?

パティシエ体験

がなみP(プロデュース):参加した子どもたちやそのご家族がキャラクターやピューロランドに愛着をもっていただいていることは、実際に肌で感じています。全体的に、教育的な意味の職業体験というよりも、アトラクションとして楽しんでいただけていると思います。

すいミン(アトラクション):そうですね。「もう一度やりたい!」と繰り返し来られるお客様も大勢いらっしゃいますし、未体験のゲストからも「私もやってみたい!」という声を多く耳にします。

未来につながるアイデアとは?パーク外での展開も視野に!

ふじもん(コスチューム):今回、子どもたちにとって「かわいいコスチュームを着る」こと自体が、エンターテイメントに成り得ることを実感しました。今後、さまざまなコスチュームを着て楽しめるフォトスポットやグリーティングなど、子どもたちに特化した企画を増やすのも面白いと思います。

がなみP(プロデュース):「CHALLENGE PURO」も今後、さらにブラッシュアップしていきたいと考えています。たとえば、職業体験後に記念のぬいぐるみやカードを館内のある場所に持って行くと、また別の演出が楽しめるなど……。

すいミン(アトラクション):アトラクションが終わった後も、「CHALLENGE PURO」の魔法が解けないでいる。そんな夢のある仕掛けも提供できたらいいですよね。

がなみP(プロデュース):さらには、「CHALLENGE PURO」をピューロランド外でも展開できたらと考えています。たとえば、ファミリー層が集まる商業施設やイベントに、コンテンツのひとつとして参加する。他社とコラボして、限定の食材やアイテムを使った職業体験を提供するなど、さらに広げていきたいですね!

※本記事は2026年3月時点の内容です。